一番栄養価が高いのはどの卵?

たくさんの種類の卵の中で一番栄養価が高いのはどの卵?

卵は特に手軽に入手できる食材で、料理にはもちろんパンやお菓子作りにも活用されています。価格的にも入手しやすくそれでいて完全栄養食と呼ばれるほど栄養も豊富で、良質なたんぱく質を含んでいるのも特徴的です。たんぱく質は健康な髪や肌、筋肉の維持には欠かせないものです。しかも代謝をアップして痩せやすい体を作るのにも役立つので、ダイエット中も安心して食べることができます。 このほかにも、ビタミンAやEなど豊富なビタミンを含んでおりミネラルや動脈硬化予防に役立つ脂質も含んでいます。 卵というと鶏のものを思い浮べる人も多いのではないでしょうか。このほかで、入手しやすいものにうずらがあげられます。うずらは小さいものの鶏の卵に比べると黄身の割合も多く、味も濃厚です。特にビタミン12や鉄分は鶏卵よりも多く含まれているといわれています。小さくても効率よくビタミンやミネラル分を摂取できるので、上手に取り入れていきたいものです。

卵と糖尿病の発症率の関係と効果的な食べ方

数ある食材の中でも、卵はコレステロールの含有量が多く、糖尿病のリスクが高いと認識している人も少なくありません。これは大きな間違いで、日常的に食べている人の方が、食べていない人よりも糖尿病の発症率が低いという研究結果が出ています。 とはいえ、いくら発症率が低いと言っても過剰摂取を続ければ、高血圧など他の病気のリスクが高くなるので注意が必要です。健康な人の卵の摂取量は、1日2~3個が目安とされています。すでに糖尿病を患っている人でも、1日1個食べる程度であれば症状が悪化するなどの影響が出る心配はありません。 卵は調理方法が豊富な食材ですが、栄養を効率良く摂取できると言われているのが、卵かけご飯です。TKGと呼ばれることもあるこの食べ方は、黄身に含まれるビオチンや亜鉛などの栄養成分を補給できます。亜鉛はインスリンの分泌と維持はもちろん、髪や肌にも良い影響を与える栄養素です。個人差はありますが、日常的な摂取で抜け毛が減る、肌ツヤが良くなるというケースもあります。