シンプルだけど調べてみると意外に奥が深い!卵に関する豆知識について詳しく解説!

卵の保存方法についての豆知識はご存じでしょうか。
卵は一定の温度で保存すると長持ちします。
ですから最後の1個までムダにしないためにも、冷蔵庫で保存するのがベストです。
もし割ってしまって白身や黄身を無駄にしたくない場合は、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し数日以内に使うようにしましょう。
他に、鮮度についての豆知識もあります。
割ったときに黄身の部分が大きく平らであるほど、鮮度が落ちているということです。
通常ですと黄身は、卵の体積の3分の1程度を占めています。
また、卵黄に赤色の小さなシミがあったとしても問題ありません。
これは血管が切れたもので、時間が経つと薄くなる傾向があるので、むしろ新鮮な証拠です。

卵は栄養満点の食品だけど効率よく摂取するための食べ方とは?

卵には、さまざまな調理法があり、野菜など他の食品と組み合わせるのも簡単で、万能な食品と言えるでしょう。
栄養満点なこの食品は、食べ方によってその栄養素を効率よく摂取できるかどうかの違いが生まれます。
その一例が、三大栄養素の一つであるタンパク質です。
タンパク質は加熱することで、消化がよくなることが研究で明らかになっています。
ある研究では、人体は加熱した卵のタンパク質の91%を利用できるのに対して、生卵では51%しか利用できないことがわかったそうです。
このような消化率の変化は、熱によって生じるタンパク質の構造変化が原因であると考えられています。
白身と黄身の固さの変化によって、この変化が起こっていることがわかるのではないでしょうか。
また、生卵に含まれるタンパク質は、微量栄養素であるビオチンの利用を妨げる可能性もあります。
それは、生の状態では、白身に含まれるアビジンというタンパク質がビオチンと結合してしまい、体内で利用できなくなるからです。
しかし、加熱することで、熱によってアビジンの構造が変化し、ビオチンとの結合が弱まり、ビオチンは吸収されやすくなります。
ビオチンは補酵素として、糖や脂肪の代謝をサポートする働きがありますので、摂取したい栄養素ではないでしょうか。
ですから、ポーチドエッグにしたり、ゆでたりといった食べ方をすると効率が良いと思います。

卵の黄身の色が薄いまたは濃い場合があるけど栄養価に違いはある?

卵を割ってみると、黄身の色が薄いものや濃いものがあったりします。
濃いほうがいかにも栄養価が高そうに見えるのですが実のところはどうなのでしょうか。
これは、答えを言うと栄養価は変わらないということができます。
卵の黄身の色は、単純に言えばそのニワトリが食べたエサに含まれる色素によってその大半が決まります。
飼育されているニワトリの多くはトウモロコシをエサとしていますので、トウモロコシの黄色が黄身に現れてくるというだけのことです。
この色素自体はヒトにとって特に栄養に違いを生じるものではありません。
いかにも栄養豊富に見えることは事実ですので、養鶏家によっては濃い色を持つエサを添加して黄身を濃くしていることもあります。
具体的にはパプリカとかマリーゴールドなどが挙げられます。
あえて売れにくくすることになるので市販品ではまずありえませんが、トウモロコシの代わりにコメをメインのエサにすると、黄身の色が薄い卵が産まれることになります。

卵で老化防止と美容効果が期待できる!

卵はいろいろな料理に使うことができるので、毎日のように食べることができます。
生食から加熱をすることでも食べることができますから、各自の好きなスタイルで味わうのが大切です。
卵は美味しく味わうことができるだけでなく、ビタミン群が含まれているので、美容効果や老化防止などの効果も得ることができます。
肌にもいい効果がありますし、頭髪にも育毛効果がありますから、見た目を若々しく保つことが可能です。
卵はいつでも気軽に食べやすい特徴があるので、毎日のように摂取するのが大切であり、高齢者にも最適な食材の一つに該当してきます。
卵にはビタミン群以外にもいろいろな栄養が含まれていますから、健康な体を維持するときにも欠かすことができない食材です。
子供から高齢者まで欠かすことができない食材の一つに該当してきますから、実際に購入しておくと安心できます。
賞味期限も長めに設定されているので、多めにストックしておくと安心して食卓に出すことができるはずです。

勉強ができるようになるには卵料理を食べるとよい?

何か一つの食材だけを食べ続けるだけで健康や美容に効果があるということはなく、バランスのよい食事や食生活の見直しも健康や美容には必要なものです。
それと当時に食材に含まれる栄養素が健康や美容に効果がある成分が多いものも多くある為、積極的に料理などで摂取したい所です。
卵は良質なタンパク質が摂取出来る食材として知られていて、卵の脂質には必須脂肪酸であるリノール酸が豊富に含まれています。
最強の完全栄養食とも言われていて、毎日の食事に欠かせないという人もいるでしょう。
卵黄に多く含まれている卵黄コリンは神経伝達物質のアセチルコリンの元になると言われていて、アルツハイマー病の症状改善や予防効果があるとされています。
脳の働きに良い影響を与えることが分かったことで、記憶力や集中力を向上したい学力アップに役立てたいと考える人が増えています。
健康パワーを十分に得る為には、日頃からバランスよく食材を摂取する必要があります。
学力向上に役立てたいなら、毎日少しずつメニューに加えてみてはどうですか。

できれば取らないで欲しい!卵のカラザには栄養がいっぱい!

カラザとは、生卵を割った際に黄身のふちに付いている白い紐状の物質です。
白身の一部で、黄身が殻の中で回転するのを防ぐ役割を担っているのですが、シアル酸などの栄養素も豊富です。
シアル酸は、免疫機能の維持向上に欠かせない糖鎖という物質を構成する要素のひとつで、細菌やウイルスなどの体内に侵入した異物から体を守ってくれる役割を担っています。
インフルエンザウイルスにも有効であるという研究結果もあり、タミフルなどのインフルエンザ薬はシアル酸をベースに開発されたという背景もあります。
また、シアル酸は免疫機能の維持向上だけでなく、育毛や美肌、抗がん作用、アレルギー症状の緩和など様々な効果があると言われています。
カラザは見た目の問題から取り除かれてしまうケースも多いですが、シアル酸の他にもカルシウムやビタミンB1、B2などの栄養素も豊富に含まれるので、卵を食べる際は可能な限り取り除かずにそのまま摂取するのがおすすめです。

卵の薄皮には肌を美しくしてくれる効果がある

毎朝、自宅や喫茶店などでトーストを食べている方は大勢います。
モーニングの基本となる食材、それが何かご存じですか。
今では国民食とも言われるものとなり、日本だけでなく世界各地でも消費をされるのが基本です。
正解は卵であり、モーニングなら茹でたりスクランブルエッグにするのが多いのがポイント。
一貫するとさほど腹持ちが良いわけでもなく、味も塩やケチャップをつけないと食べにくい品です。
ところが卵にはほかのおかずでは真似ができない良い効果を持っており、とくに女性にはおすすめです。
茹で卵の場合薄皮は捨てる方が大半ですが、有効活用をしてみませんか。
パックにしたらタンパク質の影響で美肌効果を得られるのが良い点です。
パックには毎日使用することで美白を得ることもでき、高齢の女性にとって願ったりな作用を得ることもできます。
1個で約顔半分の薄皮があるので使ってみることです。

卵の白身が濁っているのは栄養価が高い卵である証拠

卵を割った際に白身が薄く濁っていたという経験がある方も多いかと思いますが、白身が濁っているのは鮮度が高い証拠です。
産まれたての卵の白身には炭酸ガス(二酸化炭素)は多く含まれているのですが、その量が多くなるほど白く濁って見えます。
卵白に含まれる二酸化炭素は時間経過とともに殻の表面にある気孔と呼ばれる小さな穴から抜け出ていくため、産まれてから時間が経過するにしたがって透明度が高まっていきます。
そのため、卵を割った際に白身が白濁していたら鮮度が高いと判断することが可能です。
ただし、含まれる二酸化炭素の量には個体差があり、気孔から抜け出ていく量も気温や気圧によって変わってきます。
白く濁っていないから新鮮ではないとは言い切れないので、あくまで鮮度を見分けるひとつの指標程度に留めると良いでしょう。
また、鮮度が落ちるほど白身の粘度も下がっていくので、黄身の盛り上がり具合でも鮮度を判断することが可能です。

卵の賞味期限は生食でいつまで食べられるかで決められているので季節によって変わる

卵の賞味期限は生食で食べられる期間になっているので、季節によっても多少の違いがあります。
サルモネラ菌が影響してきますから、夏になると賞味期限も短くなりますから、早めに食べないといけないです。
サルモネラ菌が繁殖することで腹痛などの原因になってしまうので、そのような菌が繁殖しない期間が賞味期限になってきます。
卵を熱して食べることができれば、賞味期限が切れていても食べることができるので、生食に限定されていることを忘れてはいけないです。
ただ臭いなどが変な状態になるまで賞味期限が過ぎている場合は、熱を通しても味わうことはできませんから、その点も注意をしないといけません。
冬になると保管できる期限も長くなりやすいので、冷蔵庫で保管をすることで長期的に味わうことができます。
現在の場合は夏でも冷蔵庫などを使用することで、ある程度は安定して保管することができるので、夏だからといってすぐに腐敗するわけではありません。

卵は賞味期限切れでも加熱方法に注意すれば食べることができる!

卵は賞味期限が切れると食べられなくなるような気がしますが、実際にはそこまで長く期限切れしていないのであれば加熱をすることで食べることができます。
黄身の部分や白身の部分にしっかりと熱を加えないといけないので、半熟のような状態では安全に食べることはできないです。
しっかりと全体的に熱を加えることで、美味しく卵を味わうことができますから、その点は注意をしないといけません。
賞味期限が切れていない状態であれば、普通に生食で味わうこともできますから、半熟などでも問題ないです。
そのため半熟の状態で食べたいと考えている場合は、賞味期限が切れていない状態の卵を使用するのが大切になります。
加熱をすることで多少の期限切れであれば調理をすることができますが、仮に腐敗しているような臭いがするような場合は無理なので、その点にも意識を向けないといけないです。
明らかに調理することができないような状態になっている場合は、料理をするのに使うのを避けないといけません。

賞味期限が表示されてない!食べていいかわからない卵は水に沈めてみよう

賞味期限といった表示なしに、卵の品質や鮮度を知る方法があることをご存じでしょうか。
有名なのは、水を使って新鮮かどうかを見分ける方法です。
水とコップがあれば、簡単に確かめることができます。
まずコップやボウルに十分な量の冷水を入れ、その中に卵を投入します。
新鮮なものは水より重いので、沈めば食べても安全です。
浮いてしまった場合は、腐敗している可能性が高いので食べるのは避けましょう。
底に沈んで横向きになる場合は鮮度が高く、少し斜めに沈んでいる場合は鮮度が落ちている可能性がありますが、食べても問題はありません。
こんな簡単ことで判断できるなんて不思議に思うかもしれませんが、怪しげな話ではありません。
卵の殻は多孔質で、その孔から空気が徐々にしみ込んでいきます。
時間が経てば経つほど内部に空気が入り込み、浮遊しやすくなります。
賞味期限間近のものの青臭さは、白身に含まれる硫黄に由来する硫化水素です。
この軽いガスが、卵を水面に押し出すことになるというわけです。
卵は栄養満点ですが、これは新鮮なものに限った話です。
腐ったものを食べるとサルモネラ菌に感染する可能性もありますので、食べていいのか迷った場合には水に沈めて判断したほうがいいでしょう。

卵は悪玉コレステロールを減らしてくれる健康食品

われわれの食卓に欠かせない食べ物、それはコメといっても過言ではありまえん。
日本人の主食であり、毎日三回は必ず食べる品です。
では世界各国の主食というと、何をイメージするでしょうか。
答えは卵で、毎日各国で約200億個もの数で消費されている統計が明らかとなりました。
とても健康的な効果を発揮する卵は、人間が生きていくために必要な栄養を補えるものです。
動脈硬化や心筋梗塞の原因となる悪玉コレステロールを減らすことが可能で、ミリスチン酸がそれにあたります。
1個あたりでミリスチン酸が約30グラムほど含まれているため、毎日最低でも2個食べていれば、悪玉コレステロールを半減にさせることが可能です。
卵は必須栄養素であるタンパク質も多く、筋トレをしたりダイエットに励んでいる方にとっても素敵な健康食品になるわけになります。
毎日3個食べる事を習慣にしても良いです。

卵は冷蔵庫に入れて尖った方を下向きにするのが正しい保存方法

卵の正しい保存方法ですが、常識的なことでしょうが常温で置いておくのは適切ではありません。
とは言っても、一応は卵は25度でも2週間は鮮度を保てるとされており、生食も可能です。
ただしこれはそれなりの条件があって、例えばヒビが入っていないことや水滴を殻につけないことなどが必要ですし、25度なら2週間OKでも35度になると1日ですら鮮度を保つのは怪しいとされますので、夏場などは特に室内放置は非常識となります。
スーパーでも冷蔵状態で販売されていますしパッケージの表示でもそのように書かれているとおり、冷蔵庫に入れましょう。
なお、卵には尖ったほうと丸いほうとがあって、何となく安定感がありそうに見える丸いほうを下にしたくなりますが、これは実は逆です。
尖ったほうを下向きにしたほうが内部の黄身に安定感が生じ、結果的に鮮度を保ちやすくなります。
ちょっとしたトリビアですが、市販のパック入り卵をよく見てください。
全て尖ったほうを下向きにして入れられているはずです。

おいしく上手に栄養を摂るなら卵は凍らせて!冷凍卵の作り方と解凍方法

白身や黄身のどちらか一方だけを使うレシピを作った後、余ってしまって捨ててしまうという人も少なくありません。
卵を凍らせて保存することで、このような食品ロスを簡単に防ぐことができますが、鮮度を保つために4ヶ月以内に食べるようにしましょう。
冷凍保存する場合は殻を割る必要があります。
そのまま保存してしまうと白身と黄身が膨張し、殻が傷ついたり割れたりする可能性があるからです。
卵丸ごとの場合は、白身と黄身を混ぜ合わせ、30cm程度余裕のある適した容器に中身を入れ、日付を書いたラベルを貼って密封して凍らせます。
白身のみの場合には、容器に流し込んで白身を混ぜ合わせ、中身をしっかり密閉して凍らせるようにしましょう。
黄身のみの場合には、別の手順が必要となります。
黄身をそのまま凍らせると、ゲル化してしまい調理に使えなくなってしまうので、少し手を加える必要があるのです。
どんな料理に使うのかを考慮して、事前に塩または砂糖を加えることにより、ゲル化を防ぐことができます。
どのような形であれ、冷凍した卵を使用するには完全に解凍する必要があり、十分に加熱しない限り食べるのはお勧めしません。
解凍するためには、冷蔵庫に移し一晩置くことで、細菌に触れるのを防ぐことができます。
解凍を早めるには、容器の上から水をかけるとよいでしょう。
また解凍した卵は必ずすぐに使うようにしましょう。

卵が食べられるかどうかは最終的に臭いや色で判断して決める

卵は賞味期限が決められているので、基本的には期限内に食べないといけないです。
期限が過ぎている場合は食べられないリスクがありますが、最終的には臭いや色で判断をすることができます。
卵を割ったときに変な臭いがする場合は、腐敗が進んでいる可能性が高いので、基本的には食べないようにするのが大切です。
色も変色をしている可能性が高いので、明らかに見た目からして食べる気が起きない状態になっているかもしれません。
卵は賞味期限が切れていても短期間であれば食べることができる可能性が高いので、一応割ってみて確認をするのが大切になるはずです。
何も問題なく食べられるような状態になっている場合は、廃棄をする必要はありませんから、念の為にもチェックをしておくのが重要になります。
本当に腐っている卵を食べてしまうと、腹痛などに繋がるリスクもありますから、注意をしないといけないです。
基本的には賞味期限が切れる前に食べきるのが大切になるので、その点を意識して料理をしていくのが大切になります。